ANAカード比較
JALと並んで2大航空会社のANAです。旅行や出張などで利用になる方も多いのではないでしょうか。ANAも独自のマイレージサービスを持っていて、フライト距離・利用ランクなどに応じてマイルを貯めることができます。
じゃあ飛行機に乗らなきゃマイルが貯まらないのか、というわけではありません。ANAが発行しているクレジットカード「ANAカード」を作れば、普段のショッピングなどでもマイルをためることができます。
旅行先でも安心
旅行時の保険もこのクレジットカードについているので、旅行先でも安心ですし、ショッピングでマイルもたまるので一石二鳥ですね。年会費も低めに設定されていて、2100円です。家族会員なら半額の1050円で済みます。とても便利で使いやすいANAカードはどなたにもオススメのカードです。
電子マネーの機能も付けられる
電子マネーのsuicaやEdyと提携したカードも登場してきて、非常に便利になりました。特にEdyの方は利用するだけで200円当たり1マイル更に貯まります。ショッピングや電車などでも使えるANAカード、ぜひいかがでしょうか。
比較
ANAカードには普通の「一般カード」と「マイルが貯まりやすいカード」「マイルが貯まりやすいうえに提携会社のゴールドカードが付帯したカード」の3種類のカードがあります。それぞれ異なった特徴があるので、比較してご紹介しています。
ANAカード(一般)
ANAカードの最もベーシックな1枚です。最もベーシックなカードとはいっても入会時や毎年のクレジットカード継続時にボーナスマイルを獲得することができるうえ、国内外の旅行保険もしっかりと付帯されています。
ブランド | JCB・VISA・マスター・アメックス |
申込資格 | JCB・VISA・マスター:原則として18歳以上(学生不可)で日本国内でのお支払いが可能なお客様 アメックス:原則として20歳以上の定職のあるお客様 |
年会費 | 本会員 :2,100円(アメックスは5,250円) 家族会員:1,050円(アメックスは2,625円) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:1,000万円(アメックスは3,000万円) 国内航空傷害保険:1,000万円 (アメックスは国内旅行傷害保険で補償) 国内旅行傷害保険:1,000万円(アメックスは2,000万円) |
コメント | ANAの一般カードです。年会費の安さの割に保険もしっかりしていて、ベーシックとはいえ、持っていて安心の1枚です。 |
ブランド | VISA |
申込資格 | 原則として満18歳以上の方(高校生は除く)で日本国内でのお支払いが可能なお客様 |
年会費 | 本会員 :2,100円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:1,000万円 国内航空傷害保険:1,000万円 国内旅行傷害保険:1,000万円 |
コメント | ANA一般カードにSuicaの機能が付いたクレジットカードです。クレジット機能・マイレージサービス・Suica機能の3つの機能が1枚になりました。10,000マイルを10,000円分のSuicaに直接交換することもできます。もちろんSuicaのオートチャージサービスもご利用になれます。 |
国際ブランド
国際ブランドはVISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレスの4種類から選ぶことができます。なおアメリカン・エキスプレスのみ「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」という独自の名称を持っています。
そのほか、VISA限定で電子マネーのSuicaの機能を付帯した「ANA VISA Suicaカード」と、JCB限定で年会費が無料の「ANA JCBカード ZERO」があります。
年会費
VISA、マスターカード、JCBは本会員2,100円・家族会員1,050円です。
アメリカン・エキスプレスは本会員5,250円・家族会員2,650円となっています。
ANA VISA Suicaカードは本会員2,100円で、家族会員カードはありません。
ANA JCBカード ZEROは18歳~29歳の社会人限定ですが年会費は無料です。
申込資格
VISA、マスターカード、JCBは「原則として18歳以上(学生不可)で日本国内でのお支払いが可能なお客様」です。アメリカン・エキスプレスは「原則として20歳以上の定職のあるお客様」が申込資格となっています。
付帯保険
VISA、マスターカード、JCBには1,000万円の海外旅行傷害保険と国内航空障害保険がそれぞれ付帯されています。アメリカン・エキスプレスは3,000万円の海外旅行傷害保険と2,000万円の国内旅行傷害保険が付帯されています。
基本マイル
VISA、マスターカードは200円につき1マイルが基本ですが、10マイルコース(移行手数料6,300円)に登録すると100円につき1マイル貯まるようになります。
JCBも同様に200円につき1マイル、10マイルコース登録で100円につき1マイルという仕組みですが、10マイルコースの移行手数料が2,100円と安くなっています。
アメリカン・エキスプレスは100円につき1マイル貯まります。ANAグループを利用した場合は普段の1,5倍貯まります。移行手数料は5,250円です。
ボーナスマイル
ボーナスマイルはVISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレスともに同じ仕組みになっています。入会で1,000マイル、毎年のカード継続で1,000マイル、搭乗毎に区間基本マイレージの10%がボーナスマイルとして付与されます。
ANAワイドカード
ANAカード(一般)の上位カードです。ANAカード(一般)よりもマイルが貯まりやすくなっています。特に、搭乗の度に区間基本マイレージがプラスで25%獲得することができる点や手厚い国内外旅行保険などが魅力的です。
ブランド | VISA・マスター・JCB |
申込資格 | 原則として18歳以上(学生不可)で日本国内でのお支払いが可能なお客様 |
年会費 | 本会員 :7,612円 家族会員:1,575円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:5,000万円 国内航空傷害保険:5,000万円 国内旅行傷害保険:5,000万円 |
コメント | ANA一般カードよりも搭乗ボーナスマイルがアップしています。年会費がおトクになってリニューアルしました。旅行好きの方にオススメの1枚です。 |
国際ブランド
国際ブランドはVISA、マスターカード、JCBの3種類から選ぶことができます。一般カードとは異なり、アメリカン・エキスプレスはラインアップにありません。また、VISA限定で電子マネーのSuicaの機能を付帯した「ANA VISA Suicaカード」もワイドカードにはありませんので、Suicaを利用したいという方は注意して下さい。
年会費
VISA、マスターカード、JCBともに本会員7,612円・家族会員1,575円となっています。後ほど登場しますが、ボーナスマイルと旅行保険の手厚さを考えると、かなりお手頃な年会費ということができます。
申込資格
VISA、マスターカード、JCBともに「原則として18歳以上(学生不可)で日本国内でのお支払いが可能なお客様」が申込資格となっています。
付帯保険
VISA、マスターカード、JCBともに5,000万円の海外旅行傷害保険と国内航空傷害保険がそれぞれ付帯されています。年会費を考えると結構手厚くなっています。
基本マイル
VISA、マスターカードは200円につき1マイルが基本ですが、10マイルコース(移行手数料6,300円)に登録すると100円につき1マイル貯まるようになります。
JCBも同様に200円につき1マイル、10マイルコース登録で100円につき1マイルという仕組みですが、10マイルコースの移行手数料が2,100円と安くなっています。
ボーナスマイル
ボーナスマイルはVISA、マスターカード、JCBともに同じ仕組みになっています。入会で2,000マイル、毎年のカード継続で2,000マイル、搭乗毎に区間基本マイレージの25%がボーナスマイルとして付与されます。
ANAワイドゴールドカード
ANAカードの最上位カードです。ワイドカードにカード会社のゴールドカードのサービスを付帯したカードとなります。マイルが貯まりやすいのはもちろんのこと、ゴールドカードならではの様々な特典やサービスを受けることができます。
ブランド | VISA・マスター・JCB |
申込資格 | VISA・マスター:原則として30歳以上でご本人に安定継続収入のある方。 JCB:原則として20歳以上でご本人に安定継続収入のある方 |
年会費 | 本会員 :14,700円 家族会員:4,200円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:5,000万円(JCBは1億) 国内航空傷害保険:5,000万円 国内旅行傷害保険:5,000万円 |
コメント | ANAや提携航空会社便のご搭乗はもちろん、各種ボーナスマイルや、提携パートナーのご利用、日常のショッピングでもマイルがたまり、特典航空券やそのほかの特典と交換できます。クレジットカード会社のポイント移行手数料も無料で、さらにおトク! |
ブランド | アメリカン・エキスプレス |
申込資格 | 原則として20歳以上の定職のある方 |
年会費 | 本会員 :32,550円 家族会員:16,275円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:1億円 国内航空傷害保険:国内旅行傷害保険で補償 国内旅行傷害保険:5,000万円 |
コメント | ANAカードの最上級カードです。ご利用金額100円につき1ポイント貯まります。貯めたポイントは、1,000ポイント(=1,000マイル)単位でお申し出いただくことで、いつでもANAマイレージクラブに移行可能です。 |
ブランド | ダイナース |
申込資格 | 原則として33歳以上の方、勤続10年以上の役職者または自営10年以上の方、自家保有の方 |
年会費 | 本会員 :21,000円 家族会員:6,300円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:1億円 国内航空傷害保険:国内旅行傷害保険で補償 国内旅行傷害保険:1億円 |
コメント | ANAアメックスゴールドと並びANAカードの最上級カードです。ANAダイナースカードなら通常のフライトマイルに加えて、区間毎のボーナスマイルをプレゼントしてもらえます。 |
国際ブランド
国際ブランドはVISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの5種類から選ぶことができます。
なお、アメリカン・エキスプレスは「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」、ダイナースクラブは「ANAダイナースカード」という独自の名称を持っています。こちらの2枚の方が他の3社のものよりステータスは高いと言えます。
年会費
VISA、マスターカード、JCBは本会員14,700円・家族会員4,200円です。
アメリカン・エキスプレスは本会員32,550円・家族会員16,275円です。
ダイナースクラブは本会員21,000円・家族会員6,300円となっています。
申込資格
VISA、マスターカードは「原則として30歳以上でご本人に安定継続収入のある方 」、JCBは「原則として20歳以上でご本人に安定継続収入のある方」です。
アメリカン・エキスプレスは「原則として20歳以上の定職のある方」、ダイナースクラブは「原則として33歳以上の方、勤続10年以上の役職者または自営10年以上の方、自家保有の方」が申込資格となっています。
付帯保険
VISA、マスターカードには5,000万円、ダイナースクラブには1億円の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険がそれぞれ付帯されています。
JCBとアメリカン・エキスプレスは1億円の海外旅行傷害保険と5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯されています。
基本マイル
VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブともに100円につき1マイル貯まります。移行手数料も無料です。またアメリカン・エキスプレスに限り、ANAグループを利用した場合は普段の2倍貯まります。
ボーナスマイル
ボーナスマイルはVISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブともに同じ仕組みになっています。入会で2,000マイル、毎年のカード継続で2,000マイル、搭乗毎に区間基本マイレージの25%がボーナスマイルとして付与されます。