ゴールドカードとは

ゴールドカードとはどのようなカードなのか、どんなメリットやデメリットなどといった特徴があるのか、取得するためには何が必要か、などといったゴールドカードに関する基本的な知識について、こちらのページでご解説しています。

ゴールドカードとは一般カードよりもステータスが高く、サービスもより充実しているクレジットカードを指します。年会費も高めに設定されており、カードの表面はその名の通り金色をしていることがほとんどです。

一昔前まではゴールドカードといえばほんの一部の富裕層の方々しか持てないというイメージがあり、実際に審査もかなり厳しいといわれていました。

しかし、更に上位カードであるプラチナカードやブラックカードの登場により、ゴールドカードの審査もそれほど厳しくなくなったことから、以前と比べると比較的簡単に持てるようになりました。

そして数多くのカード会社がゴールドカードを発行するようにもなっています。年会費も数万円するものから数千円で取得できてしまうものなど多種多様です。

ゴールドカードを持つ理由

人によってゴールドカードを持つ理由は異なります。海外旅行に頻繁に行かれる方であれば自動付帯の海外旅行保険は非常に役に立ちますし、無料で空港のラウンジを使うことができたりもして重宝します。

海外旅行にあまり行かなくても、単にステータスの証として持っていたいという方もいらっしゃいますし、一般カードよりもポイントやマイルが貯まりやすいからよく使っているという方もいらっしゃると思います。

メリット

当コーナーの他ページでもご紹介していますが、メリットは主に以下の4点です。ゴールドカードならではの高いステータスに加えて、旅行保険やポイント優遇など様々な特典を受けることができます。

  1. ステータスが高い
  2. 手厚い国内旅行保険・海外旅行保険
  3. 国内外の空港ラウンジの利用
  4. 充実したサービスや各種優遇

デメリット

こちらも他ページでもご紹介していますが、ゴールドカードのデメリットは年会費と審査です。とはいっても、年会費は旅行保険やポイントなどで元を取れることがほとんどですし、審査もステータスを高めるためには必要不可欠と言えます。

  1. 年会費が高い
  2. 審査が厳しい

まとめ

以上、メリットやデメリットなどを簡単にご紹介させて頂きました。よく旅行に出かける方などは海外旅行保険の補償が手厚いゴールドカードの方がいいかと思いますが、以前よりもはるかに取得しやすくなったとはいえ、年会費が毎年かかることを考えると、無理をしてまで取得する必要はないかと思います。

ゴールドカードの特典

ゴールドカードは一般カードよりもサービスや特典が充実しています。各カード会社がポイント優遇や手厚い旅行保険など様々な特典を用意しています。そこでこちらでは代表的な特典をいくつかご紹介したいと思います。

なお、カード会社によって特典は異なりますので、以下に挙げる特典が適用されるものとされないものがあります。詳細は各カード会社の情報を確認して下さい。

国内航空便遅延保険

会員が旅行期間中に国内の航空便の遅延・欠航や、手荷物の配達の遅延・紛失などで負担した一定の費用を補償します。あらかじめ航空券を下記のカードでお支払いになられた場合の補償となります。

手荷物無料宅配サービス

海外旅行からの帰国時、少しでも身軽に自宅へ。空港から自宅までカード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送します。

空港ラウンジサービス

当日飛行機に搭乗される方に、出発前のひとときをゆったりとくつろぎいただくためのサービスです。無料で利用できますので、気軽に立ち寄ってみましょう。

トラベル・サービス・オフィス

海外のトラベル・サービス・ロケーションを通じ、各種旅行の手配、カード緊急再発行の手続き、トラベラーズ・チェックの販売、現地通貨への両替、盗難・紛失の際の再発行など、快適な旅をサポートします。

ゴールドカード専用デスク

電話1本で、日本発の格安航空券の手配、各カード会社の優待料金での海外ホテルの手配、パッケージ・ツアーやホテル、旅館の予約などを承ります。

まとめ

とりあえず5つほど主な特典をピックアップさせて頂きました。ゴールドカードが威力を発揮するのは、特に海外旅行に行くときですので、旅行に関連した特典を選んでいます。どの国際ブランドが提供しているゴールドカードであっても、上記の5つの特典を提供していることがほとんどです。

取得方法

ゴールドカードは申し込みすることが可能ですので、取得自体はさほど難しくありません。各カード会社が定める一定以上の収入や利用実績などがあれば、比較的簡単に取得することができます。また、審査がゆるめのヤングゴールドカードもあります。

普通のゴールドカードの取得方法

一般的にゴールドカードの審査で検討されるのは年収・年齢・利用実績の3点です。基準は公表されていませんが、各社が設定している一定以上の年収をまずはクリアすることが必要です。また、年齢はほとんどの場合20歳以上ですが、ダイナースクラブのようにステータス性の高いカードは30歳以上ということもあります。

利用実績に関してはさほど神経質になる必要はありません。年収と年齢をクリアしていれば初めてのクレジットカードであったとしても発行されることがほとんどです。ただし、クレジットカードの返済遅延やキャッシングの返済遅延などが過去にあるとデータとして残ってしまいますので、マイナス要素になり得ます。

ヤングゴールドカードの取得方法

ヤングゴールドカードは対象が20代であったり、年会費も数千円であることから取得難易度はかなり低いと言えます。新卒の社会人1年目の方でも、金融機関からの借り入れなどがなければ高確率で取得することが可能です。

カード自体はゴールドカード同様に金色ですが、サービスや特典は若干劣ります。旅行保険の補償額が小さかったり、空港ラウンジが使えなかったりすることがほとんどです。ただ、問題なく使い続けていれば、ゴールドカードへの切り替えもすぐにできるようになります。

まとめ

こちらの項目ではゴールドカードの取得方法について、2つの異なる視点からご紹介させて頂きました。一昔前まではヤングゴールドカードなんていうものはなかったのですが、時代の流れを反映してかここ最近はよく見かけるようになりましたね。

ちなみに、毎月ある程度(30万~)の金額をクレジットカードで使われるというのでなければ、基本的にはゴールドカードでなくても大丈夫です。一般カードでも上限額が高めに設定されていることもありますし、何よりゴールドカードだと年会費がそこそこかかってきます。

もちろんサービスや特典・ポイントの倍率など、細かいところは色々と異なっていますが、特に「高いステータスがほしい!」というのでなければ、ゴールドカードではなくても問題ないと思います。