選び方
普通のクレジットカードより一つ上のステータスを行くゴールドカードですが、こちらも普通のクレジットカード同様に、数多くの種類のものが発行されています。そこでこちらでは自分に合ったゴールドカードの選び方をご紹介しています。
年会費の安さで選ぶ
ゴールドカードというとどれも年会費が数万円くらいかかってしまいそうなイメージがありますが、数千円や1万円以下で取得することのできるものも結構あります。安くてもゴールドカードなので、サービスや特典はしっかりしています。
取得のしやすさからで選ぶ
ゴールドカードには一般のクレジットカードよりも厳しい審査がありますが、一昔前と比べるとその審査も若干緩くなってきています。ヤングゴールドカードなども登場しており、取得のしやすさはかなり上がったと言うことができます。
JCBゴールドカード
日本発の国際ブランドで、国内の会員数・加盟店数共にトップクラスであるJCBのゴールドカードです。入会基準が「原則20才以上で安定継続収入のある方」と比較的低いため、他社よりもゴールドカードを作りやすいといえます。
下で登場する「MUFGカード ゴールド」や「三井住友VISAヤングゴールドカード20s」とは異なり、こちらはれっきとしたゴールドカードなので、空港ラウンジの無料利用や手厚い旅行保険など、充実した特典が付いています。
MUFGカード ゴールド
三菱UFJニコス株式会社が発行するゴールドカードです。「原則として18歳以上で本人か配偶者に安定した収入のある方」が入会基準となっており、他社のゴールドカードと比べても入会へのハードルはかなり低めです。年会費も破格の2,000円です。
分類はゴールドカードですが、実質ヤングゴールドカードと考えて良いでしょう。年会費もずば抜けて安いことから、他社のゴールドカードと比べると若干劣ります。しかし2,000万円の旅行保険など一般カードよりは特典が豊富です。
シティ エリート
シティカードは世界最大の銀行Citibankのグループ会社、シティカードジャパン株式会社が発行しているクレジットカードです。入会目安は「20歳以上で年収200万円以上の方」とゆるめに設定されており、年会費も6,300円とお手頃価格です。
こちらはヤングゴールドに属するカードですが、実質他社のゴールドカード並みの特典やサービスがついています。手厚い旅行保険のほか、ホテル・ゴルフ場・アミューズメント施設など全国4,000ヶ所以上の施設を優待価格で利用できます。
三井住友VISAヤングゴールドカード20s
こちらは三井住友VISAカードの最上級カードのヤングバージョンとなります。入会基準は「満20歳以上30歳未満で安定継続収入のある方」と定められており、満30歳になった後、最初のカード更新時よりゴールドカードにランクアップします。
年会費は3,150円とゴールドカードの中ではMUFGに次いで安く設定されています。しかし4,000万円の旅行保険や200万円のショッピング補償など、年会費以上のサービスや特典を提供しています。
プラチナカードを目指す
ゴールドカードは一般のクレジットカードよりもステータスが高いことで知られていますが、そのゴールドカードよりもステータスの高いカードがあります。それはプラチナカードです。
そんなプラチナカードへのステップアップを目指す方におすすめのゴールドカードをご紹介します。プラチナカードは申し込みすることが不可能で、カード会社からの招待制となっています。そんなプラチナカードへのステップアップを目指す方におすすめのゴールドカードをご紹介します。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
その名の通り、アメリカン・エキスプレスが発行しているゴールドカードです。利用実績をこつこつと築き上げていくことでアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの取得を目指すことができます。
プラチナカードでも年会費は10万円以上かかりますが、更に上位であるセンチュリオン(ブラック)カードを目指すことも可能です。また、ステータスは若干劣りますが「MUFGカード プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード」と「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード」であれば申し込みもできます。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは一般カードが既に他社のゴールドカード以上のステータスを持っています。利用実績をこつこつと築き上げていくことでダイナースクラブ プレミアムカードの取得を目指すことができます。
ダイナースクラブ プレミアムカードが一般的にはブラックカードのカテゴリーに属します。一般的にはアメックスのセンチュリオンカードに匹敵するステータスがあると考えられています。そのため取得はなかなか容易ではありません。
三井住友VISAゴールドカード
「その価値があるあなただから、ひとつ上の信頼をその手に」がキャッチフレーズの三井住友VISAカードのゴールドカードです。こちらのカードで利用実績を作ることによって三井住友VISAプラチナカードの取得を目指すことができます。
三井住友VISAプラチナカードは、世界で最も使われている国際ブランドVISAと提携して発行するプラチナカードですので、極めて高いステータスと利便性を兼ね備えたカードと言うことができます。
JCBゴールドカード
日本発の国際ブランドで、日本での会員数・加盟店数共にトップクラスであるJCBのゴールドカードです。こちらのカードで利用実績を作ることによってJCBのプラチナカードであるJCB THE CLASSの取得を目指すことができます。
JCB THE CLASSのサービスは大変充実しており、プラチナカードではありますが場合によってはブラックカードのカテゴリーに入れられることがあるほどです。日本で最も普及しているJCBですから、利便性も抜群と言えます。
まとめ
こちらのページでは以上の3項目にわたって、ゴールドカードの選び方をご紹介させて頂きました。一口にゴールドカードといっても、提携しているカードの種類によってはそのサービス内容や特典も大きく変わってきますので、注意しましょう。
一般カードであれば年会費入会費ともに無料というケースも少なくありませんが、ゴールドカードになると数千円~数万円の年会費が発生することがありますので、自分のライフスタイルを考えて、様々なカードを比較されるといいかと思います。
また、更に上のステータスを目指したいという方には、3つ目の項目「プラチナカードを目指す」のページがおすすめです。基本的には招待制なので、そう簡単に取得できるものではありませんが、中には申し込み可能なものもあります。