プラチナカードとは

プラチナカードとはそもそも何なのか、どのようなメリットやデメリットなどといった特徴があるのか、どうすれば取得することができるのか、などといった基本的な知識について、こちらのページでご解説しています。

プラチナカードとはゴールドカードのさらにワンランク上のステータスを持つカードです。ゴールドカードは自分で申し込めるため、比較的知名度も高いですが、プラチナカードという名前は聞いたことのないというケースも多かったりします。

位置的にはゴールドカードとブラックカードの中間です。ブラックとプラチナはどちらも招待制であることが多いため、あまりサービス自体に差はなく、あくまでステータスの違いと言われることもあります。

ちなみに、もともとは1984年にアメリカン・エキスプレスがゴールドカードより上のランクのカードを作って発行したというところから由来しています。他ページでもご紹介していますが、こちらで再度メリットとデメリットをまとめて比較してみたいと思います。

メリット

  1. 極めて高いステータス
  2. 手厚い国内旅行保険・海外旅行保険
  3. 国内外の空港ラウンジの利用
  4. 最上級サービスや各種優遇
  5. プラチナ会員専用のコンシェルジュサービス

デメリット

  1. 年会費が高い
  2. 審査が厳しい
  3. ほとんど申し込み不可

メリットはいくらでも挙げようと思えば挙げられるのですが、デメリットはここで挙げている3点以外にはないと思います。年会費も数万円かかることが多いですが、それに見合ったサービスが提供されているので不満に思うことは少ないでしょう。

強いてポイントとするのであれば申し込みができないことがほとんどという点でしょうか。近年では申し込みが可能な提携カードも登場していますが、提携ではない純粋なプラチナカードは全て招待制となっています。

そうなると気になるのが、招待される方法です。各社とも明確な基準は公表していませんが、招待されるための基本的な手段は知られてきています。要は各社のゴールドカードを使って利用実績を残し、各社に信頼してもらうということです。

取得方法

プラチナカードの取得方法を具体的に書いていく前に、プラチナカードを目指しているという方に理解して頂きたいのが、取得は結構難しいということです。申し込み可能なものであれば若干難易度は下がりますが、申し込み不可のものはゴールドカードとは段違いの難易度を誇ります。

申し込み不可の招待制のカードは、その招待の基準などを公開していません。ただ「一般的にこういうステップを踏むと取得できることが多い」という目安がありますので、各カード会社の目安をご紹介したいと思います。

  1. 取得したいプラチナカードのゴールドカードを取得する
  2. 取得したゴールドカードをメインカードにして、毎月一定額以上を使うようにする
  3. 返済の遅延を起こさないようにする
  4. あとはインビテーションが送られてくるまで待つ(自分でカード会社のデスクに電話をしてインビテーションを送ってもらえないか交渉することもできます)

申し込み可能なプラチナカード

現在発行されているほとんどのプラチナカードが招待制(インビテーション)となっていますが、中には申し込みが可能なものもいくつか存在します。申し込み可能だからと言ってサービスの質が落ちるということはありませんので、「プラチナカードを早く手に入れたい」「インビテーションを待っていたくない」という方はぜひ!

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

カード名に「ビジネス」という言葉が入っておりますので、経営者や個人事業主・士業を営まれている方などが主な対象と思われますが、実は一般企業に勤められているサラリーマンの方でも申し込むことができます。ちなみに、家族だけではなく社員の方にも追加カードを発行することができるというメリットもあります。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード

アメリカン・エキスプレスのプラチナカードとなりますので、そのステータスはかなり高いと言えます。そんな高いステータスのカードであるにも関わらず、申し込みができるというのは魅力的です。MUFGカードと提携しているという点から、三菱東京UFJ銀行に口座を持たれている方の方が条件的には有利かと思われます。

SBIプラチナカード

マスターカードのプラチナカードを入手することができる唯一の方法が、SBIプラチナカードを入手するという方法です。その希少性の高さと、ポイント優遇の手厚さは特に高評価できる点だと思います。またマスターカードが提供しているプラチナ向けのサービスも充実しており、なかなかおすすめです。

デルタ スカイマイル シティ プラチナVISAカード

申し込みが出来るという点と、提携している国際ブランドが世界一利便性の高いVISAであるという点は高評価です。ただ、ANAやJALなどの日経航空会社と比べるとデルタ航空自体の利用者が少ないという点や、同じく日本国内での利用者がそれほど多くないシティバンクが発行しているという点はあまり高評価できません。

まとめ

こちらの項目では、現在日本で申し込みできるプラチナカードを4種類ご紹介させて頂きました。当サイト運営チームが知りうる限りでは申し込み可能のものは以上の4種類となります。もし他にもあるという情報をご存じの方がいらっしゃいましたら、ページ最下部の「お問い合わせ」より教えて下さい。

実際に発行されている枚数を調査したわけではありませんので、どのカードが1番人気かは分かりかねてしまうのですが、1番最初にご紹介している「セゾン・プラチナ」は結構高い人気があります。同じアメリカン・エキスプレスと提携している2番目のMUFGも、三菱東京UFJの口座を主に利用されている方から人気があります。

プラチナカードのサービス

プラチナカードを持っていると航空券の無料アップグレード、空港ラウンジの使用、ホテルの部屋の無料アップグレード、ホテル・レストラン・観劇などの優先予約などなど、驚きの特典が数多くついてきます。

各種保険ももちろん手厚くついているため、旅行中に万が一があったときでも安心ですし、専用デスクに電話をかけると現地のレストランやホテルの予約をその場で代行してくれたりもします。

そこでこのページではプラチナカードならではの代表的なサービスをご紹介したいと思います。なお、全てのプラチナカードにここで挙げるサービスがあるというわけではありませんので、詳細は各カードのページにてご確認下さい。

プラチナ会員だけに厳選された優待サービス

一流ホテルやエアラインをはじめ、レストラン、ショッピング、スパ、エステなどあらゆるシーンでライフスタイルをより魅力的に演出する優待サービスが用意されています。

コンシェルジュサービス

24時間365日、専用のデスクが様々な要望に対応してくれます。国内・海外でのレストランの予約、海外のミュージカルのチケットの手配、さらに海外でのトラブルや急な病気などの緊急時の支援まで、色んなことをお願いすることができます。

プライオリティ・パス

航空会社、チケットのクラス、空港ラウンジプログラムへの参加不参加に関わらず、世界100カ国300以上の都市、600か所以上の空港VIPラウンジを利用することができます。

エアラインサービス

カード会社のデスクを通じて正規料金で提携航空会社のチケットを購入すると、「無料でアップグレード」か「無料でもう1人分の座席」を得ることができます。また、ジェット機チャーターの手配も行えることもあります。

ハーツNo.1クラブゴールド

世界有数のレンタカー会社、ハーツの「ハーツNo.1クラブゴールド」と登録料(通常5,000円)が無料になります。

最後に

プラチナカードの特典の最大の魅力は海外旅行をする際に発揮されますので、主に旅行に関連した特典をピックアップしてみました。もちろんこれら以外にも様々な特典が付帯されていますので、公式サイトなどで詳細をチェックしてみて下さい。

まとめ

こちらのページでは以上の5つの項目にわたって、「プラチナカードとはいったいどのようなクレジットカードなのか」という基本的な情報をご紹介しております。

カード社会として知られているアメリカでは、プラチナカードの知名度はかなり高いですが、日本ではゴールドカードとブラックカードの間に挟まれて、それほど知名度が高くないということができるのではないかと思います。

実際にプラチナカードを持っている人の数は、ブラックカードほどではないにしてもかなり少ないですし、情報があまり出てこないという点もその要因だと思います。当サイトでご紹介している内容も、それほど深い内容というわけではありませんが、ご興味お有りの方に読んで頂ければ嬉しい限りです。