Part3

Part1・2と比べて3・4は難易度がかなり上がりますので、気を引き締めて取りかかりましょう。Part3は、2人の会話を聞いて、その会話についての質問に対し最も適した選択肢を選択するという形式です。なお、質問文と選択肢は問題用紙に記載されています。回答は全て4択式で全部で30問あります。

基本対策

Part1対策のページでもご紹介していますが、Part1の例文アナウンスの間にこのパートの質問文・選択肢に目を通しておきましょう。また、このパートの例文アナウンスが流れている間に、Part1で目を通しきれなかった残りの問題をチェックしておいてください。

Part3の流れは基本的に以下の繰り返しです。事前に問題に目を通すことで、どのような会話が展開されていくのかを推測することができますし、会話のどのポイントに集中して聞けばいいのかもある程度わかるようになります。

  1. 問題に目を通す
  2. 会話を聞く
  3. 問題のアナウンスが終わる前にマークする
  4. 次の問題に目を通す

初級者(TOEICスコア300~450前後)の攻略法

英語学習初級者の方にとってPart3,4は非常に難易度が高く感じられるでしょう。「問題文や選択肢を読んでいる間に次の問題の会話が始まってしまった」ということもよくあります。そのような時はあせらず、既に始まってしまった会話の問題はランダムでも良いので、適当にマークをつけてしまいましょう。

自分の分かる問題だけしっかりと解答するようにし、わからない問題は適当にマークしてしまって構いません。確実に分かりそうな問題を取りこぼさないようにすることがスコアアップへの近道です。

中級者(TOEICスコア550~750前後)の攻略法

中級者の方にもPart3,4は大変な問題ということができます。ただ、中級者の方であれば会話の内容もある程度理解できるものが多いはずです。会話の途中で「so」や「but」などの接続詞が出てきたら、そのあとを注意して聞いてみてください。会話がまとまったり、内容が変わったりすることが多いのでポイントと言えます。

会話の形式は「Aさんが話す→Bさんが返す→Aさんが話す」という流れのものが多いですが、時々「Aさんが話す→Bさんが返す→Aさんが話す→Bさんが返す」というパターンもあります。これを頭に入れておけば会話を理解しやすくなります。

上級者(TOEICスコア850~950前後)の攻略法

上級者の方はここからが本当の勝負です。リスニングセクションで満点を狙っているならこのパートは2問ミス以内に抑えられるようにしましょう。リスニングセクションは数問程度の誤答であれば、満点を獲得できます。

上級者の方であればこのパートも自分なりの解答方を持っているかと思いますが、会話に集中して理解してから解答するよりも、質問文・選択肢を見ながら解答するほうが効率的ですのでおすすめです。

おすすめの参考書

解きまくれ!リスニングドリル TOEIC TEST Part 3&4 解きまくれ!リスニングドリル TOEIC TEST Part 3&4

テスト8回分の問題数(Part3 240問、Part4 240問)を収録している量たっぷりのドリルです。問題ごとに難易度が5段階で設定されており、間違ったところが難しくて間違えたのか、単純にケアレスミスだったのかもチェックすることができます。

リスニング対策(前半45分)

リーディング対策(後半75分)

実用英語技能検定(英検)の勉強法