Part6

Part5が終わると次はPart6です。リーディングセクションのちょうど真ん中にあります。手紙などの長文の中の複数箇所が空欄になっていて、その空欄に最も適切な語句を4つの選択肢から選ぶという形式です。全部で12問あります。

基本対策

Part5と同様に文法の知識や単語力が問われます。長文の中に空欄があるという形式ですが、長文を全部読まなくてならない、という訳ではありません。基本的には空欄前後の文章を少し読めば正解がわかるケースが大半です。中には空欄の前後を単語を見ただけでも答えられる問題もあります。

この後のパートに長文読解が続いていくので、このパートもできるだけ時間をロスせずに解答するように心がけましょう。解答が分からなかったらスキップして下さい。Part7が終わって時間があったら戻ってきましょう。なければ適当にマークです。

初級者(TOEICスコア300~450前後)の攻略法

英語学習初級者の方でも、問題文を全て読む必要はありません。空欄の前後の文章を読んで理解して、解けそうな問題を中心に解いていきましょう。

なお、分からない問題は適当にマークして結構です。その分、わかりそうな問題には少し時間を使っても大丈夫です。(※理由は「Part5対策」を参照してください)

中級者(TOEICスコア550~750前後)の攻略法

中級者の方が意外とはまってしまいやすいのがこのパートです。分からないから全文を読んでしまい、リーディングセクションの最後まで時間が持たなくなってしまうというケースが結構多いので気をつけましょう。

このパートもPart5と同様に1問あたり30秒で解答できるように頑張りましょう。問題文は長々としていますが、空欄の前後の一文を読めば分かってしまうものがほとんどですので、時間をかけすぎないように注意して下さい。

上級者(TOEICスコア850~950前後)の攻略法

上級者の方も中級者の方同様、1問30秒ペースで解きましょう。上級者クラスの方であれば空欄前後の文章を読めば、すぐに解答を選べると思います。

900点以上の高得点を狙っている方はとにかくケアレスミスに気を付けることです。Part6に取りかかる頃には試験開始から1時間ちょっと経っていますので、時間的にも集中力が切れやすいといえます。

おすすめの参考書

解きまくれ!リーディングドリル TOEIC TEST Part 5 & 6 解きまくれ!リーディングドリル TOEIC TEST Part 5 & 6

テスト8回分の問題数(Part5 320問、Part6 96問)を収録している量たっぷりのドリルです。とにかく問題数が豊富で、各問題の難易度も幅広いため、どなたにも役に立つ参考書です。ちなみにPart7のドリルも出版されていて、そちらもおすすめです。両方とも取り組んでみてはいかがでしょうか。

リスニング対策(前半45分)

リーディング対策(後半75分)

実用英語技能検定(英検)の勉強法